
以前にもこのブログで少し紹介させていただいた、加賀発信の和のブランド「
侘助(わびすけ)」をいよいよ本格発進いたします。
当面の主力商品は、紅柄や柿渋、漆や草木染めを施したコンバースのスニーカー。その他にも九谷焼の雑貨も企画準備中です。
コンバースの染めに関しては、何度も紹介させていただいている、
工房いとあそびの染色家、松中祥子さんに協力をいただき、また妹さんの明子さんには、今、デジカメ用ストラップなどの商品開発にも協力をいただいています。そして侘助のアトリエも松中さんのご好意で工房いとあそびさんに隣接する工場をお借りしてのスタートです。
当面はゆるやかな歩みになると思いますが、将来的には侘助ブランドの販売だけでなく、南加賀の様々な作家さん、職人さんとのコラボレーションで地域のものづくりの伝統を全国に、そして夢は世界にと発信して行くことができればと思っております。
アトリエのある大聖寺の
瀬越は、橋立とともに北前船で栄えた地であり、90年程前の時代には瀬越と橋立は「日本一の富豪村」と言われていたそうだ。かつての栄華は、川沿いの旧家などに残るだけとなっているが、日本で最初の舗装道路もこの瀬越にある。(残念ながら僕にはどこがそうなのかまだわからないのだが)
江戸中期に、北前船の船主、大家、廣海家によって寄付されたのが旧瀬越小学校で、それを改修したのが
竹の浦館。その竹の浦館で、
工房いとあそびの10周年記念作品展とジャズライブが開催されます。旧小学校の木の講堂でのジャズの響き、とっても楽しみです。瀬越の町を散策し、作品展を見てもらい、天気が良ければ塩屋の海岸で夕日を眺めてからジャズライブという具合に週末の午後を過ごしてみるのも良いのではないかと思います。
posted by タカヤナギユタカ at 09:27
| 石川 🌁
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